6年理科 地層見学
6年生は理科で,「大地のつくりと変化」を学習しています。平成22年10月21日,授業の一環として,学校から歩いて5分ほどのところにある天降川の川原に,地層見学に出かけました。
まず,どの層にどんな礫が含まれているかスコップで掘り返したり,層に含まれる砂やねんどを指でこすり,その手触りを確かめました。つぎに,地層全体をスケッチしました。そして,この層は水のはたらきでできたものか,火山のはたらきでできたものかを考えました。層に丸みをおびた石がたくさんふくまれていたため,ほとんどの子が水のはたらきでできた地層であることに気づきました。
最後に,川原に落ちているたくさんの石の中から,れき岩・砂岩・泥岩,火山でできた石を探しました。れき岩や砂岩はすぐに見つかりましたが,泥岩はなかなか見つからずに苦労していたようです。また,天降川の上流には霧島の火山群があるため,軽石や溶岩などの火成岩もすぐに見つけることができました。
5・6年生の理科では,身近にある郷土素材を学習に活用し,子どもたちの理科に対する興味や関心を引き出すように工夫しています。